花の宝庫!4月上旬の白馬のススメ

ようやく雪が溶け始めた白馬村では、美しい花の時期が訪れます。

あちらこちらから植物たちが芽吹き、湿原を彩ります。

湿原の植物に興味がある人にとっては最高の時期です!

動物の気配はまだまだ少ないですが、木々が多い茂っていないので野鳥の観察はしやすい時期です。

人も少ないので、じっくり写真を撮ることができるので良いです。

それでは、4月上旬の白馬の湿原たちをざっくりと紹介したいと思います!

落倉自然園

落倉自然園では、主にミズバショウとザゼンソウが観察できます。

人が少ないので、野鳥にも出会えるかもしれません!

▼今回紹介する湿原の中では、最も積雪量が多いエリアだと思います。

4月の上旬でも、木道に雪が残るほどです。

▼この雪の隙間からミズバショウ達が競うように生えています。

▼所々、ザゼンソウも確認できます。

▼カケス

姫川源流

姫川源流は雪解けの時期です。

ミズバショウやフクジュソウを観察することができます。

▼ようやく雪が溶け始めた源流部

▼小さなミズバショウ達が芽を出しています!

▼フクジュソウはベストタイミングらしく、大量に咲いています!

親海湿原

親見湿原の春はまだまだです。

湿原全体を雪が覆っています。

雪が溶けた部分には、ミズゴケが目を覚ましていました。

▼湿原全体を覆う雪

▼フキノトウ

▼雪の隙間でがんばるミズゴケたち

唐花見湿原

目立つ花はありませんが、様々な生き物の痕跡が残っています。

春先に動き出した動物達の気配を感じられるのが、この湿原の醍醐味です。

▼ここはほとんど雪がありません。

▼ノネズミの死骸が!

外傷がなさそうなのに、なぜ死んでいるのか。

不思議なものを発見できました。

▼動物達も木道を利用しているらしく、あちらこちらでフンを見かけます。

居谷理湿原

この時期の居谷里湿原は、ザゼンソウの世界です。

リュウキンカもみることができます。

▼次々と顔を出すザゼンソウ

▼水辺にはリュウキンカも!

▼運よくカワセミにも出会えました。

装備について

積雪が残る可能性があり、雪解けで地面がべちょべちょです。

登山靴や長靴など防水性の高い装備がおすすめです。

また、日が出ると暖かいですが、曇りだと寒いです。

山間部では急な天候変化で雪が降ることもあるので、防寒対策はしっかりしましょう。

備考

花の時期は、気温などによって前後します。

どうしても花の時期に訪れたい人はHPなどでしっかりと情報収集することをオススメします!

まとめ

白馬はどの季節に行っても最高ですが、この時期は溢れ出すような生命力を感じられる時期です。

気温の変化が激しく、積雪で足元も悪いですが、それを上回る楽しさと美しさがあります。

迷っているなら行っちゃいましょう!

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