
初めて、青森県津軽市のベンセ湿原を訪問しました。
ベンセ湿原は、ニッコウキスゲの群生地として知られます。
今回の訪問では、ニッコウキスゲは咲いていませんが、植物の背が低いので湿原の雰囲気を堪能できました。
探索
駐車場は、かなり大きく、シーズン時には混雑することが分かる。

トイレも設置されている。

経年劣化しているが、十分に読める看板。
ニッコウキスゲに加えて、ノハナショウブやカキツバタも楽しめるようだ。

湿原へと進んでいく。
ここは、未舗装路を歩くことになる。

ベンセ沼。
ベンセ湿原は、海に近いが、これらの池は汽水なのだろうか。

湿原部を見渡せる。
奥に見えるのは、ミズバショウ。

望遠で寄るとこんな感じ。
サイズ的に、芽を出して間もない時期だろう。

ようやく湿原内部へ!
細めの木道が用意されている。
順路があるのは、混雑するシーズンに逆走させないためだろう。

かなり見通しが良い。
湿原内を歩けるのは、気持ちが良い。


湿原内にも看板がある。

進んでいくと、小屋がある。

小屋からの風景。
湿原を見渡すものと思いきや、意外と視野が遮られてしまう。
野鳥観察用か?

岩木山への展望も良い。

岩木山を望遠レンズで眺めてみる。
想像よりも遥にゴツゴツした山容だ。

さらに先へと進んでいく。

よく見てみると、多分これがニッコウキスゲだ。
これだけの量が咲くのであれば、かなり見応えがありそうだ。

湿原の風景を適当にいくつか。
風力発電機が独特の景色を生み出している。




これもニッコウキスゲ?

この辺りは、少し植生が異なるようだ。
少し背の高い草が目立つ。


終盤の休憩所。
雪対策なのか、傘のような形状をしている。


最後に岩木山を望む。

まとめ
ニッコウキスゲのシーズンから外れてしまっているので、どんなものかと思っていたが、非常に良い風景を楽しめた。
湿原の散策を目的とした場合、このシーズンもおすすめだ。
この時期の見どころとしては、ミズバショウと岩木山だろう。
雪を纏った岩木山の姿は美しく、津軽富士の異名を冠するだけあると言える。