
秋田県にかほ市にある冬師湿原を訪れた。
2021年の7月に訪問した時は、下草が多い茂り、アブが飛び回っており、探索どころではなかった。
今回の訪問では、全く異なる姿を見ることができた。
探索
冬師湿原へ向かう。
わらびの里というものもあるらしい。天ぷらにしたら最高だろう。

つい最近、野焼きを行なっていたらしい。

湿原に向かう道はかなりひどい。
すれ違いも厳しく、アップダウンもすごいので、車種によっては入るのは難しいかもしれない。


道を突き抜けると広場に出る。

この広場からは、鳥海山への展望が良い。

遠くの木々の下を見てみると何やら白いものが!

よく見てみるとミズバショウだ。

夏に来た時には、湿原らしい部分が分からなかったが、それもそのはず。
野焼きによって、春季限定で湿原が顔を出すのだ。

このように水が溜まっているのをみると、湿地的な土質なのだろうと思えてくる。

展望台からの風景。


扇谷地溜池前の鳥居。

こんなにもミズバショウが密生する場所だったとは、昨年夏の訪問では全く分からなかった。


野焼き後の風景。
ミズバショウは、木々の下に生えていることが多く、こちら側では見かけない。

鳥海山。
雪を被っており、美しい。


大きな岩もゴロゴロ転がっており、かつての山体崩壊を思い出す。

帰り道もゆっくりと走っていると、川付近にミズバショウを見つけた。

小さな池。

帰り道で、鳥海山を望む。
気温が下がってきたからか、雲が覆い被さり始めた。

まとめ
重要湿地500にも選ばれる冬師湿原。
前回は、なぜ?どこに湿原が?といった疑問だらけであったが、今回の訪問で納得した。
野焼き直後だったため、ミズバショウのみだったが、ここから色々な湿地植物たちが顔を出すのだろう。