2022.5.3 冬師湿原-野焼きにより維持される湿原

秋田県にかほ市にある冬師湿原を訪れた。

2021年の7月に訪問した時は、下草が多い茂り、アブが飛び回っており、探索どころではなかった。

今回の訪問では、全く異なる姿を見ることができた。

探索

冬師湿原へ向かう。

わらびの里というものもあるらしい。天ぷらにしたら最高だろう。

つい最近、野焼きを行なっていたらしい。

湿原に向かう道はかなりひどい。

すれ違いも厳しく、アップダウンもすごいので、車種によっては入るのは難しいかもしれない。

道を突き抜けると広場に出る。

この広場からは、鳥海山への展望が良い。

遠くの木々の下を見てみると何やら白いものが!

よく見てみるとミズバショウだ。

夏に来た時には、湿原らしい部分が分からなかったが、それもそのはず。

野焼きによって、春季限定で湿原が顔を出すのだ。

このように水が溜まっているのをみると、湿地的な土質なのだろうと思えてくる。

展望台からの風景。

扇谷地溜池前の鳥居。

こんなにもミズバショウが密生する場所だったとは、昨年夏の訪問では全く分からなかった。

野焼き後の風景。

ミズバショウは、木々の下に生えていることが多く、こちら側では見かけない。

鳥海山。

雪を被っており、美しい。

大きな岩もゴロゴロ転がっており、かつての山体崩壊を思い出す。

帰り道もゆっくりと走っていると、川付近にミズバショウを見つけた。

小さな池。

帰り道で、鳥海山を望む。

気温が下がってきたからか、雲が覆い被さり始めた。

まとめ

重要湿地500にも選ばれる冬師湿原。

前回は、なぜ?どこに湿原が?といった疑問だらけであったが、今回の訪問で納得した。

野焼き直後だったため、ミズバショウのみだったが、ここから色々な湿地植物たちが顔を出すのだろう。

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