湿原の花の見分けてみよう!-少しずつ増やす花の知識-

四季折々に咲く花は、湿原を探索する楽しみの1つです。

名前を知らずとも花は美しいですが、見かけた花の名前を知りたくなるものだと思います。

しかしながら、多種多様な植物の名前を調べることは、簡単ではありません。

私自身も植物に詳しくないため、サイトに載せるにあたって調べています。

今回は、私の勉強方法を紹介します!

湿原の植物は特殊である

湿原の花を特定するためには、分厚い図鑑を使って調べる必要はありません。

なぜなら、湿原のような特殊な環境に生息する植物は限られているからです。

チョウカイアザミやオゼコウホネのように、ごく一部湿原にしか咲かない固有種もいます。

ミズバショウは、春の湿原には群生しているが、他の環境では見かけない

そのため、訪れた湿原には何の植物が咲くのかを把握することが最善の方法です。

ビジターセンターや看板には、生息する動植物の情報や観察できる時期などが紹介されています。

これらの情報をしっかりとチェックすることで、珍しい植物を見逃さずにチェックできます。

これらの情報は必ず撮影し、後から確認できるようにしています。

山形県にある米湿原の看板。見頃の花が掲載されている。

また、湿原のガイドブックや冊子などが配布されていたり、売られていることがあるので、必ず買うようにしています。

ビジターセンターやお土産屋さんで売っていることがあります。

これらの冊子は、現地でしか手に入らないことが多いので、見つけ次第購入することをおすすめします。

花暦はもちろん、湿原の成り立ちや文化的な側面など、多角的な視点から湿原について記載されているので面白いです。

各地のガイドブック。すぐに読まなくても資料として購入する。無料のパンフレットなどもある。

また、有名な湿原はホームページに写真付きの花暦が掲載されていることもあります。

知識を増やしていく

知識を増やすために生真面目に机に座って植物図鑑を読む必要はないと思います。

湿原で見かける花たちは、個性的なものが多いので、湿原訪問の度に何度も見ていると知識として定着していきます。

探索の度に少しずつ知識を増やしていけば良いと思います。

写真を撮って、整理して、記録することは、かなり記憶の定着に良いです。

当サイトの記事を書く際に調べたことは、後々になってもよく覚えています。

さらに、より詳しく知りたくなった時や前述の情報では判別できなかった時には、植物図鑑が頼りになります。

カキツバタやヒオウギアヤメのような似た植物の詳しい区別の方法などが書かれており、面白いです。

図鑑によっては、色や形から花を探せるようなタイプもあります。

どのような図鑑が自分に合うか分からないので、本屋さんでじっくりと比較してみると良いと思います。

また、この植物を見てみたいから、この時期にここに行こう!といった新たな旅のきっかけにもなります。

まとめ

奥の深い植物の世界ですが、湿原で出会う花たちはいつものメンバーです!

少しずつ覚えて、みなさまの湿原ライフが充実することを願っています!

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